2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

★武士と町人の遊び

江戸庶民の楽しみ 21 ★武士と町人の遊び 十八世紀も半ばに入ると、江戸の町は大きく変わっていた。江戸に幕府が開かれた当時は、大名の供をして地方からやってくる侍、関西などから上京して商家で働く町人、それに出稼ぎに来た田舎の人といった類の人間が多…

★見世物の経済

江戸庶民の楽しみ 20 ★見世物の経済 ・延享三年(1746年)二月、隅田川木母寺開帳を含め5開帳が催される。 ・二月、坪内火事で中村座・市村座が焼ける。 ・五月、市村座で『一ノ富清和年代記』が大評判で大入りとなる。 夏頃、浅草寺開帳を含め6開帳が催さ…

★庶民の見世物が流行

江戸庶民の楽しみ 19 ★庶民の見世物が流行 ・元文四年(1739年)二月、根津権現開帳を含め3開帳が催される。 ・三月、市村座で『初鬙通曽我』続演大当たり ・四月、下谷善立寺開帳が催される。 ・六月、山王権現祭礼が催される。 ・八月、谷中感応寺、従来…

★将軍吉宗のお花見

江戸庶民の楽しみ 18 ★将軍吉宗のお花見 ・享保十八年(1733年)一月、享保の打ち壊し起こる。 ・一月、初午の祭礼の華美を禁止する。 ・一月、御救米が2万余人に支給される。 ・二月、貧民の地代・店賃支払が猶予令される。 ・三月、音羽護国寺で1・5・…

★御開帳

江戸庶民の楽しみ 17 ★御開帳 ・享保十三年(1728年)一月、中村座で『曽我蓬莱山』が大当たりする。 ・三月、芝愛宕山開帳を催す。 ・七月、吉原角町の名妓玉菊の三回忌に灯籠が出て、年中行事になる。 ・九月、風水害で両国橋流失する。 ・十一月、神田明…