『花壇地錦抄』6草木植作様伊呂波分2
ち 6品
「沈丁花」はジンチョウゲ、本文中の「沈丁花」と同じ表記である。
「ちやうし草」はチョウジソウ、本文中の「丁子草」に対応するものだろう。
「ちやうりやう草」はハンカイソウと思われるが、ハンカイソウは「は」の項で「はんくわい草」の名で記されている。間違って再記したのでなければ、「ちやうりやう草」は別の植物となる。なお、「ちやうりやう草」はギンセンカ(アオイ科)の別名チョウロソウを指す可能性もある。
「ちご花」はオキナグサ、本文中の「児花」に対応するものだろう。
「ちやうせんあさがほ」はチョウセンアサガオ、本文中の「ちやうせん朝がほ」に対応するものだろう。
「ちくば草」はナンバンギセル、本文中の「竹馬草」に対応するものだろう。
ち 6品
「沈丁花」はジンチョウゲ、本文中の「沈丁花」と同じ表記である。
「ちやうし草」はチョウジソウ、本文中の「丁子草」に対応するものだろう。
「ちやうりやう草」はハンカイソウと思われるが、ハンカイソウは「は」の項で「はんくわい草」の名で記されている。間違って再記したのでなければ、「ちやうりやう草」は別の植物となる。なお、「ちやうりやう草」はギンセンカ(アオイ科)の別名チョウロソウを指す可能性もある。
「ちご花」はオキナグサ、本文中の「児花」に対応するものだろう。
「ちやうせんあさがほ」はチョウセンアサガオ、本文中の「ちやうせん朝がほ」に対応するものだろう。
「ちくば草」はナンバンギセル、本文中の「竹馬草」に対応するものだろう。
り 8
「両面」はコノデガシワ、本文中の「両面」と同じ表記である。
「からひば」は本文中の「唐ひば」に対応するものだろうが、『牧野新日本植物図鑑』に該当する植物名は不明。
「ぼろ」はネズ、本文中の「ほろの木」に対応するものだろう。
「あすなろ」はアスナロ、本文中の「あすならふ」に対応するものだろう。
「びやくだん」はワビャクダン?、本文中の「びやくだん」と同じ表記である。
「そくはく」は本文中の「そくはく」と同じ表記であるが、該当する植物名は不明。
「ちやろせんひば」は本文中の「ちやうせんひば」と同じ表記であるが、『牧野新日本植物図鑑』に該当する植物名は不明。
「りんだう」はリンドウ、本文中の「りんだう」と同じ表記である。
「両面」はコノデガシワ、本文中の「両面」と同じ表記である。
「からひば」は本文中の「唐ひば」に対応するものだろうが、『牧野新日本植物図鑑』に該当する植物名は不明。
「ぼろ」はネズ、本文中の「ほろの木」に対応するものだろう。
「あすなろ」はアスナロ、本文中の「あすならふ」に対応するものだろう。
「びやくだん」はワビャクダン?、本文中の「びやくだん」と同じ表記である。
「そくはく」は本文中の「そくはく」と同じ表記であるが、該当する植物名は不明。
「ちやろせんひば」は本文中の「ちやうせんひば」と同じ表記であるが、『牧野新日本植物図鑑』に該当する植物名は不明。
「りんだう」はリンドウ、本文中の「りんだう」と同じ表記である。
ぬ 1品
「ぬけふし」は本文中の「抜節」に対応するものだろうが、該当する植物名は不明。
「ぬけふし」は本文中の「抜節」に対応するものだろうが、該当する植物名は不明。
を 14品
「おもだか」はオモダカ、本文中の「澤瀉」に対応するものだろう。
「おかこうほね」はリュウキンカ、本文中の「おかこうほね」と同じ表記である。
「おもと」はオモト、本文中の「藜蘆」に対応するものだろう。
「大坂けいたう」は本文中の「大坂鶏頭」に対応するものだろうが、『牧野新日本植物図鑑』に該当する植物名は不明。
「大坂ひあふき」は本文中の「大坂ひあふき」と同じ表記であるが、『牧野新日本植物図鑑』に該当する植物名は不明。
「おくらせんのうふけ」はオグセンノウ、本文中の「小倉仙翁花」に対応するものだろう。
「小車」はオグルマ、本文中の「小車」と同じ表記である。
「おミなへし」はオミナエシ、本文中の「女郎花」に対応するものだろう。
「おきな草」はオキナグサと思われるが、オキナグサは「ち」の項で「児花」の名で記されている。間違って再記したのでなければ、「児花」は別の植物となる。
「おけら草」はオケラ、本文中の「おけら草」と同じ表記である。
「おだまき」はオダマキ、本文中の「おだまき」と同じ表記である。
「おときり草」はオトギリソウ、本文中の「弟切草」に対応するものだろう。
「おとり子草」はオドリコソウ、本文中の「踊子草」に対応するものだろう。
「大坂しほん」は本文中の「大坂紫菀」に対応するものだろうが、『牧野新日本植物図鑑』に該当する植物名は不明。
「おもだか」はオモダカ、本文中の「澤瀉」に対応するものだろう。
「おかこうほね」はリュウキンカ、本文中の「おかこうほね」と同じ表記である。
「おもと」はオモト、本文中の「藜蘆」に対応するものだろう。
「大坂けいたう」は本文中の「大坂鶏頭」に対応するものだろうが、『牧野新日本植物図鑑』に該当する植物名は不明。
「大坂ひあふき」は本文中の「大坂ひあふき」と同じ表記であるが、『牧野新日本植物図鑑』に該当する植物名は不明。
「おくらせんのうふけ」はオグセンノウ、本文中の「小倉仙翁花」に対応するものだろう。
「小車」はオグルマ、本文中の「小車」と同じ表記である。
「おミなへし」はオミナエシ、本文中の「女郎花」に対応するものだろう。
「おきな草」はオキナグサと思われるが、オキナグサは「ち」の項で「児花」の名で記されている。間違って再記したのでなければ、「児花」は別の植物となる。
「おけら草」はオケラ、本文中の「おけら草」と同じ表記である。
「おだまき」はオダマキ、本文中の「おだまき」と同じ表記である。
「おときり草」はオトギリソウ、本文中の「弟切草」に対応するものだろう。
「おとり子草」はオドリコソウ、本文中の「踊子草」に対応するものだろう。
「大坂しほん」は本文中の「大坂紫菀」に対応するものだろうが、『牧野新日本植物図鑑』に該当する植物名は不明。
わ 5品
「わうばい」はオウバイ、本文中の「黄梅」に対応するものだろう。
「わうき」はオウギ?、本文中の「わうき」と同じ表記である。
「わうれん」はオウレン、本文中の「黄蓮」に対応するものだろう。 「わすれ草」はカンゾウ、本文中の「萱草」に対応するものだろう。
「われもかう」は本文中の「吾木香」に対応するものだろうが、該当する植物名は不明。なお、再度断るが、「われもかう」はキク科のワレモコウではない。
「わうばい」はオウバイ、本文中の「黄梅」に対応するものだろう。
「わうき」はオウギ?、本文中の「わうき」と同じ表記である。
「わうれん」はオウレン、本文中の「黄蓮」に対応するものだろう。 「わすれ草」はカンゾウ、本文中の「萱草」に対応するものだろう。
「われもかう」は本文中の「吾木香」に対応するものだろうが、該当する植物名は不明。なお、再度断るが、「われもかう」はキク科のワレモコウではない。
か 26品
「かんぼく」はニワトコ、本文中の「接骨木」に対応するものだろう。
「かや」はカヤ、本文中の「栢」に対応するものだろう。
「かしの木」はカシノキ、本文中の「かしの木」と同じ表記である。
「かぢの木」はカジノキ、本文中の「梶」に対応するものだろう。
「楓」はカエデ、本文中の「楓」と同じ表記である。
「かうるひ」はミカン総称名、本文中の「柑」に対応するものだろう。
「かいたう」は海棠総称名、本文中の「海棠るひ」に対応するものだろう。なお、本文中の「海棠」はハナカイドウを指している。
「かきのるひ」はカキ、本文中の「柿」と同じ表記である。
「からたちはな」はカラタチバナ、本文中の「唐たちはな」に対応するものだろう。
「寒あふひ」はカンアオイ、本文中の「寒葵」に対応するものだろう。
「かりや」は、初めて登場する品名と思われる。本文中に対応する植物名は見当たらない。
「からきぼうし」はオオバギボウシ、本文中の「唐ぎぼうし」に対応するものだろう。
「かせつ」はアキカラマツ、本文中の「夏節」に対応するものだろう。
「風車」はカザグルマ、本文中の「風車」と同じ表記である。
「から松草」はカラマツソウ、本文中の「から松草」と同じ表記である。
「かのこ草」はカノコソウ、本文中の「鹿子草」に対応するものだろう。
「からさんしこ」はナツズイセン、本文中の「唐さんしこ」に対応するものだろう。
「がんひ」はガンピ、本文中の「がんひ」と同じ表記である。
「寒菊」は、本文中の「寒菊」に対応するものだろう。「寒菊」は冬期に咲くキクの総称名。
「かんらい草」はハゲイトウ、本文中の「雁来紅」に対応するものだろう。
「からけいたう」はケイトウ、本文中の「唐鶏頭」に対応するものだろう。
「杜若るひ」はカキツバタ類、本文中の「杜若のるひ」に対応するものだろう。
「がま」はガマ、本文中の「蒲黄」に対応するものだろう。
「かるも」は本文中の「かるも」と同じ表記であるが、『牧野新日本植物図鑑』に該当する植物名は不明。
「かいるゑんざ」はトチカガミ、本文中の「蛙床」に対応するものだろう。
「加茂葵」はフタバアオイ、本文中の「加茂葵」と同じ表記である。
「かんぼく」はニワトコ、本文中の「接骨木」に対応するものだろう。
「かや」はカヤ、本文中の「栢」に対応するものだろう。
「かしの木」はカシノキ、本文中の「かしの木」と同じ表記である。
「かぢの木」はカジノキ、本文中の「梶」に対応するものだろう。
「楓」はカエデ、本文中の「楓」と同じ表記である。
「かうるひ」はミカン総称名、本文中の「柑」に対応するものだろう。
「かいたう」は海棠総称名、本文中の「海棠るひ」に対応するものだろう。なお、本文中の「海棠」はハナカイドウを指している。
「かきのるひ」はカキ、本文中の「柿」と同じ表記である。
「からたちはな」はカラタチバナ、本文中の「唐たちはな」に対応するものだろう。
「寒あふひ」はカンアオイ、本文中の「寒葵」に対応するものだろう。
「かりや」は、初めて登場する品名と思われる。本文中に対応する植物名は見当たらない。
「からきぼうし」はオオバギボウシ、本文中の「唐ぎぼうし」に対応するものだろう。
「かせつ」はアキカラマツ、本文中の「夏節」に対応するものだろう。
「風車」はカザグルマ、本文中の「風車」と同じ表記である。
「から松草」はカラマツソウ、本文中の「から松草」と同じ表記である。
「かのこ草」はカノコソウ、本文中の「鹿子草」に対応するものだろう。
「からさんしこ」はナツズイセン、本文中の「唐さんしこ」に対応するものだろう。
「がんひ」はガンピ、本文中の「がんひ」と同じ表記である。
「寒菊」は、本文中の「寒菊」に対応するものだろう。「寒菊」は冬期に咲くキクの総称名。
「かんらい草」はハゲイトウ、本文中の「雁来紅」に対応するものだろう。
「からけいたう」はケイトウ、本文中の「唐鶏頭」に対応するものだろう。
「杜若るひ」はカキツバタ類、本文中の「杜若のるひ」に対応するものだろう。
「がま」はガマ、本文中の「蒲黄」に対応するものだろう。
「かるも」は本文中の「かるも」と同じ表記であるが、『牧野新日本植物図鑑』に該当する植物名は不明。
「かいるゑんざ」はトチカガミ、本文中の「蛙床」に対応するものだろう。
「加茂葵」はフタバアオイ、本文中の「加茂葵」と同じ表記である。
よ 0品、記入なし。
た 7品
「だんどく」はダンドク、本文中の「だんどく」と同じ表記である。
「多羅葉樹」はタラヨウ、本文中の「たらやう」に対応するものだろう。
「玉つばき」はネズミモチ、本文中の「玉椿」に対応するものだろう。
「竹のるひ」はタケ総称名、本文中の「竹のるひ」と同じ表記である。
「たむら草」はタムラソウ、本文中の「田村草」に対応するものだろう。
「たからかう」はオタカラコウ、本文中の「たからかう」と同じ表記である。
「たくらん」はサワラン、本文中の「沢蘭」に対応するものだろう。
「だんどく」はダンドク、本文中の「だんどく」と同じ表記である。
「多羅葉樹」はタラヨウ、本文中の「たらやう」に対応するものだろう。
「玉つばき」はネズミモチ、本文中の「玉椿」に対応するものだろう。
「竹のるひ」はタケ総称名、本文中の「竹のるひ」と同じ表記である。
「たむら草」はタムラソウ、本文中の「田村草」に対応するものだろう。
「たからかう」はオタカラコウ、本文中の「たからかう」と同じ表記である。
「たくらん」はサワラン、本文中の「沢蘭」に対応するものだろう。