江戸・東京市民の楽しみ(昭和時代)521
マッカーサー元帥到着
八月三十一日の朝日新聞は「直接民意御聴取」。毎日新聞は「首相宮、民意暢達 に御配慮」と、国民の声を参考にしたいという。また、「内外、平静に復員中 進駐兵に雅量を持て 陸相重ねて放送」して呼びかけたとある。
二面に「あすから 都電、終電を延長」すると。
読売新聞も朝日と同様な記事。二面には加えて「再建文教の進むべき道」「基盤は一貫不動」「座学を主に・心身練磨の勤労も」「師弟一如・形式教育の刷新」とあるが、戦時中と根本はどう異なるか? 疎開学寮の今後「主食補給を万全 正常教育へ揃ふ好条件」、他に「いまぞ展け海への食糧攻勢 栄養源はたつぷり」と、希望的観測で収めようとする。
また、「礼儀も正しい米士官」、「案外静穏な東京」や「驚異の眼瞠る連合国四記者」も、リップサービスの域をでないもので、人々に安心感を誘っている。