2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧
江戸庶民の楽しみ 25 ★江戸っ子の本領 「江戸っ子」という言葉が川柳に登場したのは明和八年(1771年)である。その背景には江戸の庶民が自分たちこそ、主役だと考えるようになった事実がある。ちなみに「江戸っ子」の条件は何かというと、江戸城下で生まれ…
江戸庶民の楽しみ 24 ★盛んになる相撲 ・明和三年(1766年)二月、堺町から出火中村座・市村座が焼失する。 ・三月、芝神明社で勧進相撲が催される。 ・春頃、永代寺での三河岡崎伊賀八幡開帳を含め4開帳が催される。 ・六月、山王権現祭礼が催される。 ・…
江戸庶民の楽しみ 23 ★庶民の遊びに憧れて ・寳暦十年(1760年)二月、明石屋火事で中村座・市村座が焼失する。 春頃、肥前座が類焼し、十月に廃座願いが出される。 春頃、六阿彌陀不残開帳を含め6開帳が催される。 ・四月、麹町心法寺で印旛郡佐倉松林寺が…
江戸庶民の楽しみ 22 ★盛り上がる江戸の祭り ・寳暦六年(1756年)一月、日本橋心材木町から出火、中村座・市村座も焼失する。 ・三月、市村座で『梅若菜二葉曽我』六月まで大入りとなる。 春頃、牛込久成寺での上総国埴生郡妙宣寺開帳を含め3開帳が催され…