2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧
江戸・東京庶民の楽しみ 118東京庶民の明治二十一年の楽しみ四月市制・町村制公布/十一月メキシコとの通商条約調印(初の対等条約)・花見に臨時列車が運行 正月は天気もよく、浅草には大勢の人出があった。当時の行楽は、正午から午後2~3時頃が最も人出が…
江戸・東京庶民の楽しみ 117運動会が広がる明治二十年六月憲法草案執筆開始/十二月保安条例施行、尾崎行雄ら追放・市民に広がる運動会 東京市の人口が123万人となり、交通機関の発達もあって、市民の行楽地は少しずつ広がっている。一月、東京府の南端、…
江戸・東京庶民の楽しみ 116賑わいを取り戻す明治十九年三月帝国大学設立/八月清国水兵暴れた長崎事件/ノルトマン号事件・市民が集まる浅草、亀戸、・・・ 当時、東京には様々な人が生活しており、琴の師匠連もその一人であり、初巳には、琴の曲を奉納する…
江戸・東京庶民の楽しみ 115明治十八年・明治の浅草がスタート四月天津条約調印/十二月伊藤博文初代内閣総理大臣就任浅草「六区」が完成 明治十八年の東京市民の話題は、前年完成した六区のある浅草公園一色と言ってもいいだろう。この時期新聞は、ことある…