2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧
江戸時代の椿 その4 ★1690年代(元禄年間) 『花壇地錦抄』『江戸参府旅行』『農業全書』の椿、ツバキ、山茶 ・『花壇地錦抄』 有川 cibaさん提供 元禄八年(1695)亥初春、『花壇地錦抄』は、江戸染井の植樹家、伊藤伊兵衛(武陽染井野人ノ三之蒸)が…
江戸時代の椿 その3 ★1660年代(万治~寛文年間) 椿・ナツツバキの写生・『松平大和守日記』の椿 ・『草木写生』 万治三年(1660)三月、『草木写生』の椿が描かれる。『草木写生』は、狩野重賢(とは言え、この人物は狩野家の系図にはなく、経歴も不…
茶庭 13 古田織部その4 織部の路地とは 古田織部に関する本は、千利休に比べると多くはないが、10冊以上出版されている。その中で、織部の庭についてはもちろん、路地について書いている本は少ない。『風炉のままに―数奇大名・古田織部』(高橋和島)のよ…