2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

豪商たちの絢爛たる遊び振り

江戸庶民の楽しみ 12 ★豪商たちの絢爛たる遊び振り ・元禄四年(1691年)二月、オランダの商館医師としてケンペルが江戸に入る。 ・二月、城内で参府のオランダ人が洋楽を演奏する。 ・三月、中村座・市村座に出演した水木辰之助の鎗踊が大当たりする。 ・六…

庶民の心を掴む遊びの仕掛け人

江戸庶民の楽しみ 11 ★庶民の心を掴む遊びの仕掛け人 以下の一部に問題となる語句・表現があるが、元資料やその背景を鑑み、そのまま使用している。 ・天和四年(1684年)一月、中村座『酒呑童子大江山鬼退治』四世勘三郎隠居して、中村伝九郎と改め舞台を勤め…

★歌舞伎芝居草創期

江戸庶民の楽しみ 10 ★歌舞伎芝居草創期 ・延宝六年(1678年)一月、堺町でからくり・子供芸を興行する。 一月、松本丹後守邸で土佐少掾、繰り『八島』上演する。 三月、大和守邸で鶴屋播磨の一座など上演する。 六月、山王権現祭礼される。 八月、茶屋女を規…

★盆踊りと伊勢踊り

江戸庶民の楽しみ 9 ★盆踊りと伊勢踊り ・寛文十一年(1671年)三月、村山又三郎が日本橋葺屋町に村山座を設立する。 十一月、大和守、山村座へ見物に遣わす。 ○堺町に江戸孫三郎が繰座興行する。 ○大和守邸で操り『浄瑠璃御前』狂言『入間川』他上演する。 …

★幕府の思惑も絡んだ芸能界の既得権争い

江戸庶民の楽しみ 8 ★幕府の思惑も絡んだ芸能界の既得権争い 以下の一部に問題となる語句・表現があるが、元資料やその背景を鑑み、そのまま使用している。 ・寛文五年(1665年)一月、森田座で『曽我』大評判となる。 二月、日傭座が設立される 四月、大和守…