江戸庶民の楽しみ

★遊び場で対立する武士と町人

江戸庶民の楽しみ 6 ★遊び場で対立する武士と町人 ・慶安三年(1650年)二月、山王権現が城内より麹町に移る。 三月、市ヶ谷八幡に小芝居始まる(一人前12文・半畳3文)日々大入り。 六月、浅草寺観音堂の普請始まる。 七月、将軍の誕生日に江戸町奉行が花火を献…

★徐々に盛んになる庶民の遊び

江戸庶民の楽しみ 5 ★徐々に盛んになる庶民の遊び 寛永十二年(1635年)五月、日本人の海外渡航・帰国禁止となる。 六月、山王権現祭礼、上覧あり。 六月、参勤交代が制度化する。 十月、将軍、板橋で鹿狩、捕獲鹿五百余頭を大名や町人に分賜える。 十一月、…

★遊びの楽しさを知る庶民

江戸庶民の楽しみ 4 ★遊びの楽しさを知る庶民 ・元和十年(1624年)二月、初代中村勘三郎、猿若座を創建し、歌舞伎芝居を興行する。 ・寛永元年(1624年)十一月、諸侯が江戸に妻子を置く。 ○明石志賀之助が寄相撲と称し六日間の興行(江戸勧進相撲の始め)を行…

江戸庶民の楽しみ3 見世物と歌舞伎

江戸庶民の楽しみ 3 ★見世物と歌舞伎 ・元和五年(1619年)五月、武家屋敷に町人・浪人の居住を禁止する。 ○西久保八幡宮境内に「時の鐘」できる。 ・元和六年(1620年)三月、米倉を浅草に築造する。 六月、秀忠の娘・和子は、後水尾天皇の女御として入内する…

庶民の遊びが始まる

江戸庶民の楽しみ 2 ★庶民の遊びが始まる ・慶長十五年(1610年)八月、琉球人江戸で三味線を弾く。 六月、疫病流行する。 ○日本橋のたもとに西川甚五郎(近江商人の四家に選ばれ)が出店する。 ・慶長十六年(1611年)五月、江戸城修築で日雇い仕事多く、庶民の…

江戸庶民の楽しみ 庶民の遊びが始まる前

江戸庶民の楽しみ 江戸時代は、遊びの時代の始まりである。江戸や大坂を皮切りに、日本全国に城下町が成立し、都市で生き生きと生活する人が急激に増えていった。都市生活で重要なことは、ものを生産したり蓄積することだけではなく、どんどん消費することで…