一発轟沈 神雷特攻隊

江戸・東京市民の楽しみ(昭和時代)427

一発轟沈 神雷特攻隊

 五月二十九日の読売新聞は戦果などが幾つも記されている。「中城湾の敵艦船猛攻 天候回復 特攻隊大挙出撃」、「北中飛行場なほ炎上」、「新雷特別攻撃隊出撃」、「義烈空挺隊、敵と砲戦 振武隊、十一艦船に体当たり」、「翼下から飛び出す 新雷 皇軍独特の新兵器」、「海面は一瞬猛炎 新雷攻撃隊、必沈の突入」などが続く。

 朝日新聞は、特攻隊の戦いを「ロケット弾に乗って 敵艦船群へ体当り」と書いている。

 高見は、「寢たと思ったらラジオの情報でおこされた。空襲警報。小型機來襲と知らされ、かねて用意のものを庭に出し、母、妻とともに秋葉さんの洞穴へ行く。新聞持参。神雷隊の発表」とある。