観葉植物 の検索結果:

晩秋の草花

…れているように見え、観葉植物としても楽しめる。 イソギクは、日当たりと風通しの良い場所であれば、強靱で病害虫に強く、栽培しやすい。繁殖力は旺盛で、地下茎も発達し大きな株を形成する。庭植えの場合は放任しておいてもよいが、想定外の大株になることもある。そのため、小さな庭ではポットに植えて、広がりや大きさを整えるこを薦めたい。 カントウヨメナ カントウヨメナはキク科の多年草で、草は30~80㎝程、茎の先端に3㎝位の薄紫の花をつける。以前はどこにでも見られる雑草に近い植物であったが、…

万年青

…。」と、オモトを含む観葉植物が人気のあったことがわかる。1799年(寛政十一年)、育芳園から銘鑑『萬年青』が発行され、オモトの奇品79品が番付表に倣って記されている。その名を見ると、「都の城・伊達覆・・・」など地名や人名が付けられており、愛好者が広がりを増していたことがわかる。『泰平年表(大野広城が忍屋隠士の名で著した書)』によれば、1804年(文化元年)に大阪で万年青会が催されている。1810年(文化七年)にも大阪で万年青会が催されている。また、『武江年表』の文化十三年(1…

・ゆとり

…、壁面にはカラフルな観葉植物が植えられ、結構人目を引く存在である。この壁面植栽、装置と管理は大変なものであり、費用がかかる。それを考えたら、日本の美しい野草を植えても何らさし支えないと思うのだか。 その他の高木を探すと、まずシマトネリコの先にあるシダレザクラ、オオモミジ、ヤマボウシ、シラカシ、ヤマコウバイ、アオダモ、ソヨゴ、ケヤキなどがある。これだけの高さの樹木を植えるのは、大変であったと思われる。特に広場の対岸となる位置からよく見える、アイストップとなるシダレザクラ、素晴ら…

プラントハンター その2

…色は、多彩な葉をもつ観葉植物が豊富にあることだ。ヨーロッパの人々が自然の珍しい斑入りの葉を持つ植物を賞賛し、興味をもつようになったのは、ここ数年のことである。これに反して、日本では千年も前から、高尚な趣味を育ててきたといっていいだろう。そしてその結果、日本の観葉植物は、大抵変わった形態にして栽培するので、その多くは非常にみごとであると誉めている。 植物を愛する民族を探したフォーチェン フォーチュンの植物探しは、江戸の町中でも続けられた。浅草を訪れた時、キクが満開で、色も形も実…

江戸の観葉植物

江戸の観葉植物 ・江戸園芸の特徴、斑入り植物の流行 江戸時代の園芸文化の特徴的なことの一つに、観葉植物の流行がある。観葉植物といえば、現代ではポトスやヤシ、ベンジャミンなど南洋リゾート的な植物をイメージする人が多く、そうしたものに江戸の人々が親しんでいたとはちょっと考えにくい。確かに、当時そういった植物はなかったが、代わりに日本ならでは観葉植物があって、葉の美しい植物を栽培し鑑賞していた。そこで、我々が真先に思いつくのはオモト(万年青)である。しかし、観葉植物としてのオモトは…